不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/11/18

仲介・戸建事業を約20%伸長、14年度売上高1,150億円を目指す/オープンハウス

 (株)オープンハウス代表取締役社長の荒井正昭氏は18日会見し、2013年9月期決算説明と今後の事業戦略等について語った。

 当期(12年10月1日~13年9月30日)の連結売上高は969億9,900万円(前期比55.7%増)、営業利益101億8,500万円(同82.0%増)、経常利益91億7,900万円(同103.3%増)、当期純利益56億6,100万円(同124.3%増)。マンションの開発・販売が順調に推移し、売上高は前期比で2.4倍を計上。当期は売上高、利益ともに過去最高を達成した。

 一方、今後の事業戦略しとして「不動産仲介事業については、東京23区を中心としたエリアでの積極的営業展開を考えており、1年に1・2店舗の拠点開設を目指し、仲介・戸建事業の両輪を約20%伸長させる」(荒井氏)とした。マンションについては、開発用地の値上がりや建築費の上昇等により、仕入れの精査を強化、現状を維持していく考え。
 また、成長業務領域として位置付けている流動化業務では、「マンション業務に続く新たな収益源として事業を確立させたい」との考えから、個人投資家向けの5億円以下の物件を主力に展開し、前期比2倍以上の伸長を目指す。

 次期については、「東京オリンピックへの期待感や、好調な金融環境により、消費動向は堅調に推移すると予想する。好機を逃さず、仲介・戸建事業の伸長と流動化事業に注力し、2つの成長事業の売上高・利益をグループの柱として堅持していきたい」(同氏)とコメント。過去最高売上高、過去最高益となる、連結売上高1,150億円、営業利益122億円、経常利益110億円、当期純利益67億円を見込む。

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