野村不動産アーバンネット(株)は、不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象に実施した「住宅購入に関する意識調査」の第6回の結果を発表した。調査期間は1月7~13日で、有効回答数は1,710。
不動産の買い時感については、「買い時だと思う」が17.4%(前回調査比1.5ポイント増)、「どちらかと言えば買い時だと思う」45.0%(同2.5ポイント減)で、この2つの回答を合せると62.4%(同0.9ポイント減)。前回比ではわずかに減ったものの、「買い時だと思う」単独では増加しており、買い時感は高い水準で推移していた。
買い時だと思う理由については、前回と同じく「低金利」が55.9%でトップ。2位には「物件価格が上がると思われる」(45.8%)が前回調査4位からランクアップ、3位は「消費税の引き上げが予定されている」(39.7%、前回2位)となった。
東京オリンピック開催決定による影響については、「不動産価格を押し上げる効果がある」との回答が68.1%と過半数を占め、「不動産価格に影響はない」(27.8%)、「不動産価格を下げる影響がある」(4.1%)を大きく引き離した。