（株）東京カンテイは22日、三大都市圏（主要都市別）における中古マンション70平方メートル当たり価格の年別推移・2013年版を発表した。
同年の首都圏中古マンション平均価格は2,791万円（前年比2.5％下落）と、08年以降の最低価格を記録したが、下期には上昇トレンドに転じ下落率は縮小した。都県別では、東京都3,667万円（同0.5％下落）、神奈川県2,403万円（同2.2％下落）、埼玉県1,820万円（同1.1％下落）、千葉県1,796万円（同2.3％下落）と全ての都県で下落となった。
一方、主要都市別では、東京23区が3,995万円（同0.5％上昇）、横浜市2,532万円（同2.3％下落）、さいたま市2,129万円（同0.4％上昇）、千葉市1,707万円（同3.1％下落）と、23区とさいたま市が上昇に転じた。
近畿圏の中古マンション価格は1,807万円（同0.4％上昇）とわずかながら反転上昇。大阪府は1,853万円（同1.1％上昇）、兵庫県は1,788万円（同1.1％下落）となった。主要都市別では、大阪市2,170万円（同1.7％上昇）、神戸市1,811万円（同3.6％下落）となった。また、中部圏は1,482万円（同0.6％下落）とわずかな下落。愛知県は1,528万円（同0.5％上昇）、名古屋市は1,744万円（同0.3％上昇）。
なお、13年12月の中古マンション価格は、首都圏が2,831万円（前月比0.3％上昇）と3か月連続の上昇、近畿圏は1,815万円（同0.2％下落）、中部圏1,497万円（同1.0％上昇）となった。
