不動産ニュース / イベント・セミナー

2014/4/18

ビル・マンションオーナへリファイニング建築などを解説/青山財産ネットワークス

青木 茂氏がリファイニング建築について分りやすく解説した
青木 茂氏がリファイニング建築について分りやすく解説した

 (株)青山財産ネットワークス(旧船井財産コンサルタンツ)は17日、ビル・マンションのオーナーを対象に、新宿ファーストウエストビルにて「リファイニング建築と財産相続対策セミナー」を開催した。

 第1部では、建築家で首都大学東京特任教授・青木茂建築工房主宰の青木 茂氏が「リファイニング建築の第一人者が語る リファイニング建築とは」というテーマで講演。リファイニング建築について、老朽化した既存建物の躯体を再利用してリファイニングをした建物の事例を紹介した。耐震性を耐震補強により現行レベルまで向上できること、さらに、用途変更が可能、ごみの量やCO2を減少できるほか、新築の建物より60%~70%コストを削減できるなどのメリットについても分かりやすく解説した。「重要なのは、このリファインリングを繰り返し行なうこと。それによって、ヨーロッパの建築物並みに建物を長寿命化したいと考えている」などと述べた。

 第2部では、同社財産コンサルティング事業本部の小野高義氏が、「お金をかけずに1棟の古ビル・マンションを再活用し財産を守る方法!!~最新の財産の守り方と相続対策とは?」をテーマに、平成26年度税制改正のポイントや事例を交えながら話をした。「相続は一次相続だけでなく二次相続を考慮して行なうことが大切である」とし、「相続対策は、活用できない土地や建物の資産価値をいかに上げ、収益アップにつなげるかが重要」と語った。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。