不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/5/9

ビル成約賃料DI、23区・都心3区ともにプラス/ザイマックス調査

 (株)ザイマックス不動産総合研究所はこのほど、2014年第1四半期(1~3月)における、東京23区と都心3区の「成約賃料DI」を発表した。

 「成約賃料DI」は、「成約」ベースのデータを用い、同一ビルにおける新規賃料単価の変動(「上昇」「据置」「下落」)からオフィスマーケットの市況を表した指標。ザイマックスグループが独自に収集した成約データなどを用い、各ビルごとに半年前の賃料単価(共益費込単価)と比較。「上昇」「据置」「下落」についてそれぞれ棟数をカウントし、その割合を求めた上で上昇パーセンテージから下落パーセンテージを引いた数字を「成約賃料DI」としている。データ数は各四半期、平均400件程度。

 当期の成約賃料DIは、東京23区で「9」(前期比9ポイント上昇)、都心3区で「8」(同11ポイント上昇)。全般的なオフィス需要の拡大傾向を受け、賃料が上昇した物件の割合が増加し、下落した物件の割合は減少したとしている。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。