ケネディクスグループの資産運用会社であるケネディクス不動産投資顧問(株)は8月29日、商業施設特化型不動産投資法人の設立準備を開始した。
ケネディクスは、ケネディクス・オフィス投資法人、ケネディクス・レジデンシャル投資法人の両上場REITと、オープンエンド型非上場私募REITのケネディクス・プライベート投資法人を運用している。商業施設を主な投資対象とするREITは3本と少ないことから、新たなJREIT組成を決定したもの。10月初旬に投資法人設立と届出を金融庁に行なう予定。
また、他のグループ投資法人との間で、ポートフォリオ取得機会の競合が見込まれることから、同社は優先検討権に関するルールを一部変更し、商業施設・都市型商業施設の優先検討権第1順位を、新ファンドに与える。