リスト(株)は、総合型リートの組成準備を進めていく。
リート組成時の運用会社としてリストアセットマネジメント(株)を立ち上げ、リート組み入れ物件の取得を進めている。ポートフォリオは、レジデンシャルと商業施設を中心に、物流施設、ヘルスケア施設なども対象とする総合型リートとする方針。
2~3年以内に500億円規模までポートフォリオを積み上げ、上場を目指す。すでに、約250億円のポートフォリオを取得済み。今後は、リストグループの開発機能を活かし、自社開発物件の出口としても機能させ、1,000億円規模まで成長させる方針。
リストグループは29日、東京本部を開設するなど、東京エリアでの営業活動を強化しているが、リートに関しては「横浜・湘南エリアを中心としたポートフォリオで組成していく」(北見尚之社長)としている。