不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/2/18

14年の首都圏居住用賃貸成約数、4年ぶりに減少/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は18日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2014年1年間の首都圏の居住用賃貸市場動向を発表した。

 同年の首都圏居住用賃貸物件登録数は316万8,104件(前年比4.0%減)で、2年連続でマイナスとなった。一方、事業用賃貸物件登録数は48万8,332件(同3.9%増)で5年連続プラスに。1平方メートルあたりの平均登録賃料は、賃貸マンションが2,642円(同0.9%下落)、賃貸アパートが2,207円(同1.3%下落)で、いずれも5年連続でマイナスとなった。

 成約件数は、2月の週末に2度の大雪が降ったことや中古マンションの不振が影響し、25万174件(同1.6%減少)と4年ぶりにマイナスとなった。一方、新築物件は好調で、二極化ともいえる現象が見られた。

 1平方メートルの成約賃料は、賃貸マンションが2,595円(同変わらず)、賃貸アパートは2,196円で同1円ではあるが上昇し、5年ぶりにプラスとなった。1戸あたり年平均成約賃料は、賃貸マンションが8万8,700円(同0.1%上昇)、賃貸アパートは6万1,700円(同0.3%上昇)でいずれも2年連続でのプラス。平均面積は、マンションは変動がなかったが、アパートは3年連続で拡大した。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。