世界不動産連盟日本支部はこのほど、2015年通常総会を開催した。
総会では、14年事業報告・決算、15年事業計画・予算を決議。また、15年日本支部役員の選任が行なわれ、瀬川信義氏((公社)全国宅地建物取引業協会連合会副会長・(公社)東京都宅地建物取引業協会会長)が日本支部会長に任命された。
会長に就任した瀬川氏は「世界不動産連盟が発足から64年が経過した。設立以来、全世界規模の不動産業者の国際組織として不動産業に関わる情報・意見の交換、支部・団体・企業・個人間における交流の場として、大きな役割を果たして来ている。日本支部も、1964年の設立以来50年以上経過し、世界会長をはじめとする本部役員を出すなどその活動に積極的に協力してきた。今後も、積極的に交流していきたい」などと抱負を語った。
また、来賓として参加したロビン・ウォーターズ世界会長は、「世界不動産連盟は不動産プロフェッショナルを結ぶネットワークであり、65ヵ国に100を超える団体会員と個人会員3,000人を有する業界を代表する組織。日本支部の皆様には、国内のみならず、世界の不動産産業にさらなる貢献をされることを期待する」と挨拶した。