不動産ニュース / 開発・分譲

2015/3/19

東京・小石川の高級低層マンションが竣工。実需富裕層が支持/住友不動産

「インペリアルガーデン」外観。写真左奥が小石川植物園で、周囲の住宅街に溶け込むよう、外壁にはアースカラーのタイルを用いる。またガラスバルコニーではなく、格子を多用している
「インペリアルガーデン」外観。写真左奥が小石川植物園で、周囲の住宅街に溶け込むよう、外壁にはアースカラーのタイルを用いる。またガラスバルコニーではなく、格子を多用している
モデルルーム内部。1階は、地上レベルより約1m掘り下げているが、ハイサッシにより採光を確保。アウトフレームとハイサッシですっきりした室内を実現している
モデルルーム内部。1階は、地上レベルより約1m掘り下げているが、ハイサッシにより採光を確保。アウトフレームとハイサッシですっきりした室内を実現している

 住友不動産(株)が建設を進めてきた低層分譲マンション「インペリアルガーデン」(東京都文京区、総戸数167戸)が竣工。19日、報道陣に公開した。

 同物件は、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅徒歩9分の社宅跡地に建設された、地上4階建ての低層マンション。建設地は都内有数の文教エリアで、東側を小石川植物園に隣接。総面積は1万平方メートルを突破する。

 建物は、南傾斜の高台立地を活かした4棟構成。植物園や住宅街と調和を図るため、外壁はアースカラーのボーダータイルを使用。植栽をふんだんに施した上、ルーバー庇で圧迫感を解消している。植物園に接する東側と南側住棟を専有面積90~100平方メートル、その他を75~80平方メートル台とした。1階は植栽に囲まれた内廊下で、そこから2戸1エレベーター、フロアセキュリティを介し住戸にアプローチすることでプライバシーを強化した。

 住戸は、3LDK・4LDK、専有面積70~102平方メートル。低層マンションながらリビング天井高2,500mmを確保。リビングサッシは2,400mmのハイサッシとしている。また、水回りを含めた間取り変更に無償対応する「カスタムオーダー」に、60戸余りが対応している。

 2013年6月からプレセールスを開始。これまでの総反響数は約6,000件。100戸を売り出し87戸が契約済み。販売済み住戸の価格は7,000万~1億7,000万円台、坪単価400万円。地元比率は4割、世代は20~60歳代までほぼまんべんなく、2人以上のファミリーが95%を占め、持ち家からの住み替えが4割を超えるなど、富裕層の実需ニーズに支持されている。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。