不動産ニュース / 開発・分譲

2015/3/30

大阪・豊中市の建て替え分譲マンション、入居開始/阪急不動産

分譲マンション「ジオ千里中央」外観
分譲マンション「ジオ千里中央」外観

 阪急不動産(株)はこのほど、住友商事(株)、神鋼不動産(株)との共同事業「新千里北町第2団地」(大阪府豊中市、従前戸数280戸)の建替工事が完了し、27日より地権者が分譲マンション「ジオ千里中央」(同、総戸数514戸)への入居を開始したと発表した。

 同建替事業は、全部譲渡方式の等価交換手法によるもの。事業主3社がいったん土地建物を取得し、新マンション建設後、区分所有者へ従前土地建物評価額と等価で新マンションの住戸を還元。その他の住戸は一般顧客へ分譲した。

 「ジオ千里中央」は、鉄筋コンクリート造地上6~15階建てのそれぞれにテーマを持たせた8つの住棟と共用棟1棟で構成。延床面積5万3,567.11平方メートル。

 太陽熱温水パネルとガスコージェネレーションを併用した省CO2技術の導入や、Low-eガラス、LED照明を採用。また、緊急時非常用浄水装置やかまどベンチ、マンホールトイレなどの防災備品を用意し、災害時対策も強化した。
 さらに、建物を巡るように備えられた6つの庭や、学習や趣味の集いのスペース、家族と一緒に楽しめる菜園なども設けている。

 新住戸を再取得する地権者は142世帯、年齢構成は60歳を超える高齢者の割合が約50%を占める。一方、一般分譲での契約者は20~40歳代の子育てファミリー層が約70%となり、共用施設を通じてさまざまなイベントを開催し、多世代の交流を支援するサービスにも取り組んでいく。

 なお、一般分譲の入居は4月3日から開始となる。

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サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

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