不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/5/1

新築マンション検討者の「割高感・先高感」さらに強まる/スタイルアクト調査

 スタイルアクト(株)は4月30日、第29回「マンション購入に対する意識調査」結果を発表した。同社運営のウェブサイトで、直近3ヵ月間に新築マンションの販売センターを訪れた登録会員を対象に、四半期ごとに行なっている定期意識調査。有効回答数は104。

 現在の購入価格が「高い(購入を諦めるほど+ためらうほど)」という回答は、前回調査時より5ポイント増え、全体の60%を占めた。購入希望エリアが東京23区の回答者は64%が「高い」と回答。都区部の価格上昇傾向が、他のエリア以上に顕著であることが分かった。

 1年後のマンション価格が「上がる」と予想したのは全体の約7割。購入希望エリアを東京23区と他区に分類すると、東京23区で検討している人はそれ以外に比べ「上がる」との回答が23ポイント近く高かった。

 また、「資産性の高いマンションを購入したい」とする回答は、全体の9割を占め、購入希望エリアが東京23区の回答者は7割が「そう思う」と回答。他エリア(40%)に比べ、資産性を重視する傾向は強かった。「なるべく早く購入したほうがいいか」の問いでも、東京23区で購入を検討している人の78%が「そう思う+まあそう思う」と回答していた。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。