不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/6/19

自己資金でリフォームする堅実派が大半/LIXIL調査

 (株)LIXILは17日、「“住宅リフォーム事情とリフォーム資金”に関する意識調査」結果を発表した。全国に住む20~69歳の住宅リフォームを実施・検討している男女517名が対象。3月21日にインターネット調査を実施した。

 リフォーム検討者に準備している自己資金について尋ねたところ、平均176万3,000円という結果に。また、検討者が考える費用の相場は、100万円以上200万円未満が25.4%で最多、50万円以上100万円未満が23.8%で、50万~200万円が約半数を占めるボリュームゾーンとなった。
 一方、リフォーム経験者が実際に準備した自己資金は平均249万1,000円。検討者が準備している金額を上回る結果となった。リフォームした場所の上位は、浴室(52.4%)、トイレ(51.2%)、キッチン(47.0%)。

 検討者にリフォーム資金が自己資金を超えた場合の工面方法を聞くと、「リフォームローン」の利用を検討する人が30.8%となり、「親族から借りる」(17.8%)、「退職金を前借りする」(2.2%)などを上回る結果に。自己資金を超えた場合の工面方法については、全体の79.8%が「自己資金を超えなかった」と回答した。

 リフォームを行なう際に最も悩んだことについては、経験者は「リフォームの見積もりが適正かどうか分からない」(22.3%)、検討者は「リフォーム資金を確保すること」(29.7%)がそれぞれトップに。

 また、自宅以外のリフォームでは、経験者の18.7%、検討者の35.1%が、両親の家のリフォームを検討していることが分かった。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。