不動産ニュース / その他

2015/8/20

ケナフボードを活用した新たなリサイクル素材を開発/ミサワホーム

 ミサワホーム(株)は20日、同社が製造しているエクステリア素材「M-Wood2」を原料として、新たな資源循環システムを構築、運用すると発表した。

 同社では、1998年に従来廃棄物として処理されてきた廃木材と廃プラスチックを原料に加工した100%マテリアルリサイクルできる「M-Wood2」を開発。また、地球環境への負荷が大きい石油由来の工業製品の代替として、成長が早く持続的に安定供給できるケナフに着目、2013年よりケナフとプラスチックを配合し板状に加工された自動車内部品などに使用されているケナフボードを「M-Woods2」の原料に使用する検討を重ねてきた。強度や繊膨張率などの品質面の性能基準を満たし、量産化のめども立ったことから今後「M-Woods2」の原料にケナフボードし使用していく。年間予定使用料は約100t。

 同社では引き続き「M-Woods2」を住宅用エクステリア部材のほか、さまざまな用途に使用し、生態系保全に配慮しながら資源の有効活用を積極的に図っていく方針。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。