国土交通省は30日、2014年度下半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表した。14年10月1日~15年3月31日に元請として受注した増築、改築、改装などの工事を対象に、受注高や各月最初に受注した個別工事内容などを建設会社に聞いた。
調査期間中の建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は4兆8,492億円(前年同期比6.7%減)に。住宅は1兆7,970億円(同30.3%減)と2ケタ減であったが、非住宅は3兆522億円(同16.6%増)と増加した。
住宅のリフォーム・リニューアル工事の受注件数は190万2,901件(同47.5%減)と大幅減に。目的は「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が1,270万868件(同47.0%減)、「省エネルギー対策」が15万8,819件(同48.1%減)、「高齢者・身体障害者対応」が11万1,480件(同3.3%減)などとなった。
住宅1件当たりの工事受注額は、一戸建て、共同住宅(専有部)とも「50万円未満」が最多となった。