不動産ニュース

2016/1/19

15年の近畿圏マンション販売戸数、前年比0.6%増の1万8,930戸/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は19日、2015年(1~12月)の「近畿圏マンション市場動向」を発表した。

 同年の近畿圏のマンションの新規販売戸数は1万8,930戸(前年比0.6%増)。地域別では、大阪府が1万835戸(同8.5%増)、兵庫県が5,195戸(同3.6%増)、京都府2,317戸(同13.8%減)、奈良県が258戸(同55.4%減)、滋賀県が189戸(同52.0%減)、和歌山県136戸(同10.5%減)となった。

 1戸当たりの平均価格は3,788万円(同3.9%増)、1平方メートル当たりの単価は58万2,000円(同10.2%増)でいずれも3年連続の上昇となった。月間契約率(平均)は70.8%(同5.8ポイント減)であった。翌年繰越の販売在庫戸数は2,399戸(同305戸増)。

 16年の発売は2万戸程度を見込んでいる。

 15年12月の近畿圏マンション発売戸数は1,884戸(前年同月比15.0%増)と6ヵ月ぶりに増加。月間契約率は59.6%(同13.4ポイント減)。1戸当たりの価格は4,525万円(同16.9%増)、1平方メートル単価は66万2,000円(同16.5%増)となった。戸当たりは2ヵ月連続、1平方メートル単価は6ヵ月連続の上昇となった。

 即日完売物件は2物件3戸。12月末時点の販売在庫は2,399戸となり、前月末に比べて266戸増えた。

 なお、16年1月の発売戸数は1,000戸程度を見込む。

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