不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/3/18

理想・実際の子供の人数、近居実践者が多い結果に/UR都市機構調査

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は18日、「働くママに聞く 子育てと仕事の両立に関する調査」結果をとりまとめた。
 調査対象は3歳から小学校6年生までのいずれかの子を長子に持つ25~49歳の有職女性。親世帯から自動車や電車等で1時間以内の距離に近居する450人と、その距離に近居していない450人の計900人に調査を実施した。

 理想と実際の子供の人数について聞いたところ、近居している人の理想が「2.32人」、実際は「1.77人」。近居していない人の理想が「2.20人」、実際は「1.69人」で、近居している人の方が多いことが分かった。

 子育てと仕事を両立する上での課題と悩みについては、トップの「疲れている時に子供を怒ったり、感情的にしかってしまう」が83.5%を占めた。2位は「家事が十分に行き届かない」(78.6%)、3位は「子供と一緒に過ごす時間をつくること」(75.6%)。

 今後の働き方の意向については、「現在の形態、勤務時間で働きたい」が70.4%と圧倒。なお、この回答は、近居している人で73.3%、近居していない人では67.6%となり、近居している人の方が、その思いが強い様子がうかがえた。

 夫に期待するサポートについては、「子供と遊んでくれる」(68.5%)、「家事をサポートしてくれる」(61.4%)、「子供をお風呂に入れてくれる」(61.3%)の順となった。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。