不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/4/18

東京主要5区のビル空室率、3ヵ月連続で3%台/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画はこのほど、2016年3月度の東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィス市況調査をまとめた。

 平均空室率(基準階床面積100坪以上)は3.89%(前月比0.04%低下)と、ほぼ横ばいで推移。1月以降3ヵ月連続での3%台となった。

 最も空室率が改善したのは港区で、5.24%(同0.23%低下)。エリア内での大型拡張移転がその要因。続いて中央区が3.20%(同0.18%低下)と3ヵ月連続で3%台で推移した。千代田区は3.51%(同0.04%低下)とわずかに低下した。一方、渋谷区は2.47%(同0.06%上昇)とわずかに上昇。借り換えによるエリア外移転が影響した。新宿区は大規模新築ビル竣工により3.27%(同0.46%上昇)と大幅に上昇した。

 1坪当たりの成約賃料は、1万8,095円(同18円上昇)と大きな変動はなし。
 
 新築ビルの空室率は7.47%(同6.98%低下)で、竣工1年以内の新築対象物件から大規模ビルが外れたため、大幅に改善した。推定成約賃料は3万1,321円(同412円上昇)と上昇した。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。