不動産ニュース / 開発・分譲

2016/5/24

福岡・天神の再開発推進でそれぞれの保有資産を交換/西日本鉄道、毎日新聞

「毎日福岡会館」外観
「毎日福岡会館」外観
「西鉄日本橋ビル」外観
「西鉄日本橋ビル」外観

 西日本鉄道(株)(以下、西鉄)は23日、(株)毎日新聞社(以下、毎日新聞)との間で、毎日新聞社が所有する「毎日福岡会館」(福岡市中央区)と西鉄が所有する「西鉄日本橋ビル」(東京都中央区)を等価交換する旨の基本合意書を締結したと発表した。

 「毎日福岡会館」は、敷地面積2,314平方メートル、延床面積2万2,075平方メートル。鉄筋コンクリート造地上16階地下1階建てのオフィス、ホテル、店舗から成る1969年8月竣工のビル。毎日新聞に譲渡する西鉄所有の「西鉄日本橋ビル」は、敷地面積894平方メートル、延床面積6,744平方メートル。地上8階地下1階建てのオフィス、店舗からなるビル。2012年竣工。

 毎日新聞および西鉄などの地権者で構成する天神明治通り地区およびその周辺地区における持続可能なまちづくりを推進する「天神明治通り街づくり協議会」において、「アジアで最も創造的なビジネス街」を将来像として掲げ、まちづくりを進めているエリアに立地。毎日新聞は、このような西鉄を中心に行なっている天神の再開発に協力すべく、主要資産である同ビルの譲渡を決定した。

 それぞれの資産の引き渡しは、16年6月末を目処に実施予定。西鉄は、取得する毎日福岡会館を天神の機能更新における魅力や価値向上のために有効に生かしていく方針。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。