不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/6/10

中古マンション成約件数横ばい、1平方メートル単価は41ヵ月連続上昇/東日本レインズ調査

 (公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は10日、2016年5月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は3,001件(前年同月比0.2%減)と、ほぼ横ばいに。都県別では、東京都が1,503件(同3.4%増)と増加。一方、埼玉県は356件(同3.5%減)、千葉県357件(同4.0%減)、神奈川県785件(同3.4%減)と、それぞれ減少した。

 1平方メートル当たりの成約単価は46万9,700円(同3.7%上昇)となり、13年1月以降41ヵ月連続で前年同月を上回っている。

 新規登録件数は1万5,671件(同10.5%増)。17ヵ月連続の増加で、9ヵ月連続の2ケタ増となった。在庫件数も4万644件(同20.8%増)と、12ヵ月連続増。9ヵ月連続の2ケタ増となった。

 また、中古戸建ての成約件数は1,142件(同10.8%増)と2ケタ増、8ヵ月連続の増加。平均成約価格は2,960万円(同0.2%減)、ほぼ横ばいながら前年同月を下回った。

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