不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/7/20

東京主要5区のオフィス空室率、6か月連続で3%台を継続/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は19日、2016年6月度の東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィス市況調査をまとめた。

 平均空室率(基準階面積100坪以上)は3.76%(前月比0.03%低下)と改善し、6ヵ月連続の3%台となった。

 最も空室率が改善したのは、大規模ビルの大型成約があった中央区で2.85%(同0.66%低下)。港区も5.16%(同0.02%低下)と改善した。
 一方、千代田区は3.42%(同0.09%上昇)、渋谷区は2.52%(同0.10%上昇)とわずかに上昇。新宿区は成約件数の倍以上の新規募集があったため3.11%(同0.51%上昇)と大幅に上昇した。

 1坪当たりの推定成約賃料は1万8,450円(同87円下落)と小幅ながら値下がり。新宿区と渋谷区で高価格帯のビルで成約が進んだことから、賃料相場は2ヵ月連続で下落している。

 一方、新築ビルの空室率は5.91%(同0.99%下降)。渋谷区の大型ビルの募集があったことから空室率は下降した。推定成約賃料は2万6,949円(同2,951円下落)と大幅に下落した。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。