不動産ニュース / 政策・制度

2016/8/26

「長期優良化リフォーム推進事業」提案型に6者7件を採択/国交省

 国土交通省は25日、2016年度「長期優良住宅化リフォーム推進事業(提案型)」の評価結果を公表、6者7件の提案を採択した。

 長期優良住宅化リフォーム推進事業は、13年度に開始。インスペクションやリフォーム、メンテナンスで既存住宅ストックの長寿命化につなげる取り組みに対して国が費用の一部を支援する。「提案型」は、評価基準では必ずしも評価できない先導性・汎用性・独自性のある長期優良化の実現手法を募集しており、今回は14者19件の応募があった。

 国立研究開発法人建築研究所が、学識経験者で構成する評価委員会を設置し、応募提案を評価。応募全体については「一つの応募で複数の性能項目について提案しているものが多く、提案の内容について全般的に浅いものが多くみられた」と総評した。評価委員会が採択すべきとした提案は、ソフト・ハードにおける高い先導性や評価基準達成のための独自技術、既存住宅の状況に応じた具体的な工夫などを評価した。

 今回採択されたのは、「北海道R住宅システム・長期優良住宅化リフォーム・H28プロジェクト」(提案者:三王建設(株))、「平成28住友林業のリフォーム2」(同:住友林業ホームテック(株))、「一棟戸建リノベーション住宅事業」(同:(株)リビタ)など。

 採択結果の詳細については建築研究所の公表資料を参照。

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