(株)リビタは、築21年の旧企業社宅を1棟丸ごとリノベーションした分譲マンション「リアージュ西宮門戸厄神」(兵庫県西宮市、総戸数48戸)の同社会員向け販売を17日より開始する。
2005年より1棟丸ごとリノベーション事業を開始し、これまで41棟1,311戸を企画・供給。業界で最多となる。同プロジェクトは42棟目で、関西エリアでは初、首都圏以外での展開は、名古屋、福岡に続き3棟目。同事業では、第三者機関による建物調査・診断の上、建物全体をリノベーション。既存住宅販売瑕疵保険への加入のほか、アフターサービス保証の付与、築後100年を見据えた「長期修繕計画」の策定を実施している。
同物件は、敷地面積3,314.49平方メートル。延床面積3,902.34平方メートル。阪急今津線「門戸厄神」駅徒歩4分に立地。鉄筋コンクリート造地上6階建て。
専有部は、メニューから間取りや仕上げをセレクトできる「スタンダードコース」、専任のコーディネーターと相談しながらアレンジできる「アレンジコース」、デザイナーと共にこだわりの住まいが実現できる「フリーコース」を用意。フリーコースの設計担当には、神戸を拠点とした暮らしのデザイングループ「graf」の代表・服部滋樹氏を起用した。
共用部は8本の桜を中心とする既存樹木、敷地面積のうち約70%に当たる空地スペースを生かし、コミュニティ空間「桜テラス」「サークルガーデン」や、歩行者専用道路「ガーデンパス」を計画している。
なお、性能向上リフォームの実施により、2016年10月から始まる「フラット35 リノベ」が利用可能となる予定。
会員に限定する第1期販売(4戸)は、住居専有面積が76.71・80.46平方メートル。間取りが3LDK。販売価格は3,988万~4,888万円。一般向けには9月24日よりモデルルームを公開する。共用部竣工および入居開始は10月末日を予定。