不動産ニュース / 開発・分譲

2016/9/7

訪日外国人ニーズに対応。ホステルとカプセルホテルを開発/JR東日本

「Train Hostel 北斗星」イメージ
「Train Hostel 北斗星」イメージ
「(仮称)神田カプセルホテル」イメージ
「(仮称)神田カプセルホテル」イメージ

 東日本旅客鉄道(株)と(株)ジェイアール東日本都市開発は6日、ホステル「Train Hostel 北斗星」(東京都中央区)と女性専用カプセルホテル「(仮称)神田カプセルホテル」(東京都千代田区)を開発すると発表した。

 同社グループでは、急増する訪日外国人旅行者の多用なニーズに対応するため、グループ全体でインバウンド施策を推進しており、開発する2施設は、低廉な価格での長期宿泊を可能とする。

 「Train Hostel 北斗星」は、総武線快速「馬喰町」駅直結。鉄骨鉄筋コンクリート造鉄筋コンクリート造7階建てで、敷地面積は106.52平方メートル、延床面積は693.97平方メートル。既存ビルを取得し、6階までを簡易宿泊所で用途変更し改修したもので、78ベッドを用意。
 “旅の道中が楽しくなるホステル”を目指し、運行廃止となった寝台特急「北斗星」の2段ベッドや個室寝台の一部実車パーツを内装に再利用している。
 宿泊料金は1泊当たり2,500~4,000円で、開業は12月中旬の予定。

 「(仮称)神田カプセルホテル」は、京浜東北線・山手線・中央本線「神田」駅徒歩1分。鉄骨造地上7階建てで、敷地面積は103.36平方メートル、延床面積は498.01平方メートル。同社が保有する土地に新築したもので、70ユニットを用意。
 低価格で清潔感のあるデザインとすることで、快適な睡眠空間を提供。訪日外国人旅行者だけでなく、ビジネスユースの利用も見込んでおり、今後、旅行商品と組み合わせた販売も検討していく。
 宿泊料金の中心価格帯は5,000円程度で、開業は2017年7月の予定。

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