不動産ニュース / 開発・分譲

2016/9/29

大手町二丁目の市街地再開発事業を認可、国際的交流拠点を形成/東京都

完成イメージパース(北側から)
完成イメージパース(北側から)

 東京都は29日、都市再開発法第7条の9第1項の規定に基づき「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」(東京都千代田区)を認可した。

 同再開発は、街区の更新と一体的に下水施設、変電所、都市計画駐車場等の広域的な都市基盤を更新・再構築するもの。「東京」駅や日本橋等周辺地区を結ぶ地下歩行者ネットワークや地下交通結節空間、常盤橋公園の再整備と一体となった大規模広場等を整備する。

 施行者は三菱地所(株)で、総事業費は約4,946億円。建物は、地上61階地下5階・高さ約390mほか。延床面積は約68万平方メートル(4棟合計)。事務所、店舗、変電所、下水施設、駐車場等の複合施設となる。計画では、災害時の復旧活動の拠点となる広場や、帰宅困難者の一時滞在施設等を整備するとともに、自立・分散型エネルギーの導入や水の自立化、省エネルギー化による環境負荷低減を図る。

 着工は2017年4月、建物竣工は27年9月の予定。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。