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2016/10/21

マイホーム取得に関する基礎講座を開催/明海大学

「マイホームの取得には、心配も多いが専門家に委ねるだけでなく、消費者も制度や仕組みについて勉強して準備することが必要」と挨拶する同大学不動産学部長の中城康彦氏
「マイホームの取得には、心配も多いが専門家に委ねるだけでなく、消費者も制度や仕組みについて勉強して準備することが必要」と挨拶する同大学不動産学部長の中城康彦氏

 明海大学は20日、すまい・るホール(東京都文京区)にて不動産シンポジウム「基礎から学ぶマイホーム取得講座『あんしんして夢をかなえる勉強会』」を開催した。

 冒頭、同大学不動産学部長の中城康彦氏は「マイホームの取得は人生の夢の一つ。その分心配なことも多い。専門家に委ねるだけではその心配は解消できない。消費者側も制度や仕組みについて勉強し、準備をすることが必要だ」と挨拶。つづいて、土地や建物の取得方法や建物を建てる際の建築主、設計監理、建築施工の関係などマイホーム取得に関する全体像とチェックポイントについての説明を行なった。

 講座では、(独)住宅金融支援機構業務推進部営業支援グループの嶋村英二氏が「知っておきたい住宅ローンの仕組みと留意点」と題し、住宅ローンを検討する際に参考となる公的ローンのデータを示したほか、住宅ローンの仕組みや留意点について解説した。「住宅ローンを選ぶ際には、金利動向だけでなく、自分にあった金利タイプを選ぶのが良い」とアドバイスした。

 (一社)不動産適正取引推進機構調査部主任研究員の中戸康文氏は「聞いておきたい住宅トラブルの核心」をテーマに、どのようなトラブルが多いのか、トラブルを未然に防ぐための心構えや取引のポイントについて話をした。

 そのほか、同大学不動産学部教授の周藤利一氏が「知っておきたい住宅取得の仕組みと実務」、同大学講師の前島彩子氏が「マイホーム取得のための土地建物の知識」についてそれぞれ解説した。

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「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。