日神不動産(株)は7日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(16年4月1日~12月31日)の連結売上高は516億8,100万円(前年同期比7.6%増)、営業利益37億2,300万円(同46.0%増)、経常利益35億8,600万円(同52.1%増)、当期純利益31億3,900万円(同123.5%増)。
不動産事業においては、前期在庫物件の販売が中心となったが、分譲マンション販売で販売戸数が386戸(同111戸増)と増加し、利益率も改善。セグメント売上高は164億5,200万円(同5.3%増)、セグメント利益7億3,600万円(前年同期:セグメント損失1億8,800万円)となった。期末の完成在庫は189戸。
建設事業は、多田建設(株)の建設工事が引き続き好調で、セグメント売上高は277億2,700万円(前年同期比3.1%増)、セグメント利益は21億5,700万円(同7.0%増)となった。
なお通期については、連結売上高825億円、営業利益56億円、経常利益55億円、当期純利益48億円を見込む。