不動産ニュース / その他

2017/2/22

ICTシステムの活用で、現場の業務効率化を検証/ミサワホームグループ

 ミサワホームグループの(株)マザアスは22日、要介護者向け高齢者住宅「ケアホーム西五反田」(東京都品川区、総戸数39戸)に、コニカミノルタ(株)が開発した「ケアサポートソリューション」を設置し、介護現場の業務効率化を検証すると発表した。コニカミノルタが採択を受けた、厚生労働省の「介護ロボットを活用した介護技術支援モデル事業」に協力する。検証期間は1~3月。

 「ケアサポートソリューションTM」は、ICTを活用して介護業務全体の効率化を目指すシステム。独自のセンシング技術と画像処理技術により、入居者の起床、離床、転倒などを検知し、その情報を介護スタッフへ通知。介護スタッフが使用するスマートフォンから、ケア記録の作成や入居者情報も共有できる。

 全3フロアのうち1フロア27床に同システムを導入。従来の介護体制と比べ、どの程度の業務負担軽減が可能かを検証する。併せて、介護スタッフの使用実績を基に、さらなる業務改善に取り組むとともに、創出できた時間をレクリエーションやリハビリの充実、自立支援介護の強化などに割り当て、介護サービスの品質向上も検討していく。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。