不動産ニュース / 開発・分譲

2017/2/27

多言語での避難誘導が行える放送支援システムを開発/三井不動産、TOA

 三井不動産(株)とTOA (株)は、共同開発していた「多言語放送支援システム」を、「日本橋一丁目三井ビルディング」(東京都中央区)に設置したと発表した。

 「多言語放送支援システム」は大規模複合施設の非常用放送設備に付加することで、災害時に、避難誘導放送を日本語・英語・韓国語・中国語で自動アナウンスできるようにするもの。音源データは、4言語×約125種類内臓している。非常時には、施設担当者がパソコンで文例を選択した自動放送を行なう。

 非常事態の場面設定や文例の作成は、ビル管理ノウハウを持つ三井不動産が担当。システム化は、業務用音響機器分野で多くの納入実績を持つTOAが担当した。

 オフィスビルやホテル、ショッピングセンターなどの施設における多言語放送ニーズに合わせて、導入を進めていく。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。