不動産ニュース / 開発・分譲

2017/8/17

ワシントンD.C.圏でオフィスビル開発/地所

 三菱地所(株)は17日、米国の連結子会社、ロックフェラーグループ・インターナショナル社(以下、RGI)が、ワシントンD.C.郊外で大規模オフィスビル「Boro Tower(ボロタワー)」(米国バージニア州)の開発事業に参画すると発表した。

 米国の不動産会社、TheMeridianGroup(以下、メリディアン社)との共同事業で、同社が推進するバージニア州タイソンズの大規模複合再開発「The Boro」計画の一部。タイソンズエリアは、ワシントンD.C,中心部から地下鉄で30分と利便性に優れたエリア。「The Boro」は、総面積約2万4,000平方メートルの商業施設や約700戸の分譲・賃貸住宅などを開発予定で、総事業費は約900億円。2019年10月の全体竣工を予定して進んでいる。

 「Boro Tower」は、両社が50%ずつ出資して共同開発するもの。三菱地所としては、ワシントンD.C.圏域で初のオフィスビル開発となる。地下鉄駅から徒歩5分。建物は地上20階地下4階建て、貸付有効面積は約4万1,000平方メートル。基準階面積は約2,050平方メートル。
 最大3mの天井高やルーフトップテラスを装備。米国の環境認証である「LEED」のGold認証を取得する予定。すでに、約20%のテナントが決まっている。17年9月に着工し、18年8月竣工予定。

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