不動産ニュース / 開発・分譲

2017/9/19

さいたま・浦和美園で仏イメージした分譲戸建て

「ボゥ ヴィラージュ浦和美園イストワール87」
まち並みのイメージ

 ポラスグループで戸建分譲住宅を企画・販売する(株)中央住宅は、16日より戸建分譲住宅「ボゥ ヴィラージュ浦和美園 イストワール87」(さいたま市岩槻区、総棟数:87棟)を発売した。

 さいたま市内最大規模の開発地区「みそのウイングシティ」内約1万5,400平方メートルの敷地に、3つの街区からなる分譲戸建てを開発する。シリーズコンセプトである“フランスの美しい街並”に加え、フランス文化に根付く“素材の経年美”に添う「人生を深く味わうこと」を新たなコンセプトとした。

 全邸150平方メートル以上と、ゆとりある敷地面積を確保。街区内には歩行者専用のフットパスを3ヵ所に設置するほか、車の進入口を4ヵ所に設置する等、まちや歩行者の安全にも配慮した。

 外観には3タイプを用意。オリジナルカラーである、サンドレッドの瓦の屋根に四角い出窓などをアクセントとした「Moderne Maison」と、オレンジの瓦に開放感やぬくもりを印象付ける「Trad Maison」、ブラウンの瓦で重厚感を感じさせる邸宅風のデザイン「Resience Maison」とした。

 内装では、自然の風合いを持つ表情豊かな壁を全棟のリビングに採用した4つデザインを用意。越後杉を使用した新商品「シダーバネル」を使用した壁パネルやラックを設けた「KOMOREBI<こもれびの家>」、スキップフロアを設けた「ATELIER<アトリエ>」、モザイクタイルカウンターを設けカフェのような空間とした「FRENCH<フレンチハウス>」、塗り壁のアーチ等を設けた「RESORT<リゾートハウス>」がある。

 第1期販売(19棟)の土地面積は150.08~160.09平方メートル。建物面積は97.10~116.28平方メートル。間取りは3(4)LDK等。販売予定価格は4,000万円台前半~5,000万円台半ば(税込み)。

 同社取締役マインドスクエア事業部事業部長の金児正治氏は、「2005年頃からこの開発地区での事業に取り組んできたが、当初に比べるとまちが活性化してきたと感じる。当社はこれまでに約500戸を分譲しており、今後は、駅近くに仕入れた340戸のマンション用地を含め600戸を供給する予定。駅近くのマンションと戸建分譲という複合開発は、今後積極的に展開していく予定で、すでに第6弾まで用地取得している。浦和美園がこのモデルの指標となれば」と話した。

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サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

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