不動産ニュース / 開発・分譲

2018/2/23

田園都市線の駅前商業ビルがリニューアル

「中央林間東急スクエア」外観イメージ

 東京急行電鉄(株)は、田園都市線「中央林間」駅前に1985年に開業した「東急中央林間ビル」を、「中央林間東急スクエア」(神奈川県大和市)として、3月28日にリニューアルオープンする。

 「中央林間」駅は、田園都市線の終点駅、小田急江ノ島線の乗換駅として、1日当たり約15万人が利用するターミナル駅。子育て世代が増加しているエリアで、同社は2015年に駅直結の商業施設「エトモ中央林間」(店舗数25店舗)を開業。駅前機能の拡充を図るなど、同エリアの利便性・快適性向上に取り組んできた。
 これまで東急ストアとして地域に親しまれてきた3階建ての商業施設を、全面改装する東急ストアに加え、多世代が日常使いできる雑貨や衣料品、サービステナントなどを中心に35店舗が出店する商業施設に改変する。

 また、3階には大和市が、図書館、子育て支援施設、行政窓口を整備。図書館は、商業施設の通路に面した壁や仕切りを設けないことで商業施設と図書館の境をなくし、開放的な空間を目指す。子育て支援施設は、送迎ステーション、託児室、子育て相談室の3つの機能を備え、駅前立地の利点を生かし、子育て世代を支える役割を担っていく。

 同施設は駅直結の「エトモ中央林間」と連絡橋で直結。同施設の開業により、駅前の回遊性が高まり、駅前機能のさらなる拡充が実現する。なお、19年には駅徒歩5分の立地に、同社の分譲住宅「ドレッセ中央林間」(総戸数857戸)の第1期が竣工する予定。

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開発計画

狭義には開発許可の申請に当たって必要となる計画を、広義には不動産開発事業の計画をいう。不動産開発事業を行なおうとする場合には、都市計画法による開発許可を得なければならない。

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