不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/1/16

投資用不動産利回り、全種別で下落

 (株)ファーストロジックは15日、同社サイト「楽待」における投資用不動産市場調査(10~12月期)の結果を発表した。2018年10月1日~12月31日に、同サイトに新規掲載された全国の投資用物件を調査したもの。

 区分マンション(3万2,415件)の表面利回りは、10月が7.97%(前月比0.07ポイント上昇)、11月が7.83%(同0.14ポイント下落)、12月が7.70%(同0.13ポイント下落)。
 物件価格は、10月が1,487万円(同3万円減)、11月が1,549万円(同62万円増)、12月が1,561万円(同12万円増)と、10月に下落したものの、その後2ヵ月連続で上昇した。

 1棟マンション(5,056件)の表面利回りは、10月が7.91%(同0.05ポイント上昇)、11月が7.98%(同0.07ポイント上昇)、12月が7.72%(同0.26ポイント下落)。
 物件価格は、10月が1億8,647万円(同1,180万円減)、11月が1億8,583万円(同64万円減)、12月が2億119万円(同1,536万円増)と、10・11月と下落が続いていたものの、12月には上昇した。

 1棟アパート(2万2,985件)の表面利回りは、10月が9.53%(同0.08ポイント下落)、11月が9.63%(同0.10ポイント上昇)、12月が9.18%(同0.45ポイント下落)。
 物件価格は、10月が6,189万円(同109万円減)、11月が6,002万円(同187万円減)、12月が6,989万円(同987万円増)となった。

 3ヵ月間それぞれの利回り変動は、区分マンションでマイナス0.27ポイント、1棟マンションでマイナス0.19ポイント、1棟アパートでマイナス0.35ポイントと全種別で下落した。

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「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。