不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/7/4

Z世代、約4割が1年以内の住み替え希望

 若年層や外国人を対象にシェアハウス「TOKYO<β>」を展開するTOKYO<β>(運営会社:(株)三好不動産)は、Z世代の「住まい」に関する意識調査の結果を公表。東京都内で同シェアハウスを利用する18~30歳の男女664人を対象に、6月にインターネットで調査を行なった。

 都内の他の物件に住み替えができるとしたら、どのくらいの頻度で住み替えたいか尋ねたところ、約43%が入居から1年以内の住み替えを希望。その理由は「職場や勤務先の変更」(52.56%)がトップで、「今よりも広い家に住みたい」(45.18%)、「今よりもキレイな家に住みたい」(41.72%)と続いた。一方、「気分転換」(26.81%)、「住んでみたいまちがある」(20.18%)との回答もあるなど、Z世代の住まいに対する柔軟な考え方が浮き彫りとなった。

 上京して実現したい夢について聞くと、「起業家・経営者」が42.0%で最多。次いで、「資格関係(美容師、看護師、保育士など)」(31.0%)、「俳優、タレント、モデル等の役者関係」(9.8%)、「YouTuber、ライバー等のインフルエンサー」(9.8%)となった。

 気軽に住み替えができると思う初期費用については、「1万円以内」が30.57%でトップ。「3万円以内」(29.97%)、「5万円以内」(22.74%)と続いた。また衣食住のうち月々「住」にかけるコストを聞いたところ、約70%が「5万円以内」と回答し、「住」の優先度が低いことが分かった。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。