不動産ニュース / 開発・分譲

2022/10/28

大和ハG、ガレージの事業化へ向け実証実験

「D-Parking取手駅前第1」のガレージイメージ

 大和ハウスグループの大和ハウスパーキング(株)(東京都大田区、代表取締役社長:中前隆志氏)は、「D-Parking取手駅前第1」(茨城県取手市)で、作業や趣味のスペースとして利用できるガレージ(総戸数7戸)の事業化に向けた実証実験を11月上旬から開始する。

 「D-Parking」は、全国で3,205ヵ所、6万7,265台に及ぶコインパーキング。近年は、再生可能エネルギーによる電気自動車充電サービスや子育て世代向け駐車場も展開している。ライフスタイルの変化により、愛車やキャンプグッズの収納などの機能が屋根付き駐車場に求められているほか、コロナ禍で一人用作業スペースや趣味スペースなどのニーズも高まっていることを受け、ガレージを設置。実験結果を踏まえ、ガレージ事業の展開を順次検討する。

 同物件は、JR常磐線「取手」駅徒歩2分に立地。(株)淀川製鋼所の錆びに強いスチールガレージを採用。TYPE A(4戸)とTYPE B(3戸)を設置した。TYPE Aは、面積が38.15平方メートル、幅6.5m、奥行き5.9m、高さ2.9m。TYPE Bは、面積が19.07平方メートル、幅3.3m。奥行きと高さはTYPE Aと同じ。

 いずれも、電動シャッター、コンセント、換気扇、監視カメラ、洗車スペース、車庫内照明などを完備。駐車場としてだけでなく、作業や趣味、荷物の収納など、顧客ニーズにあわせて自由に使える仕様とした。利用料金は、TYPE Aが月額7万7,000円、TYPE Bが3万8,500円(いずれも税込)。電気代は月当たり50kWの利用分までは無料としている。

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「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

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