不動産ニュース / 開発・分譲

2024/1/24

有機EL照明による入眠、疲労低減効果を検証

「サステナブランシェ本行徳」実験住戸内の天井に設置した有機EL照明

 (株)長谷工コーポレーション24日、(株)カネカと共同で、住戸内の照明環境による居住者への入眠、疲労低減効果について検証すると発表した。

 東京メトロ東西線「妙典」駅徒歩6分に立地する賃貸マンション「サステナブランシェ本行徳」(千葉県市川市、総戸数36戸)の居住型実験住戸で検証を行なう。

 睡眠の質を高めるメラトニンの分泌を抑制しにくいとされる、カネカ製の有機EL照明(OLED照明)を、リビング、キッチン、寝室等に導入。メラトニン分泌量や睡眠中の脳波を測定し、良質な睡眠にいざなうための入眠効果や、リラックスによる疲労低減効果を検証する。

 また、同照明は拡散光のため、手元に影ができにくく視認性も高いことから、共用部のコワーキングスペースにも採用し、作業性の検証も行なっていく。

 検証結果を踏まえ、同社グループが手掛けるマンションや戸建住宅への導入を検討していく。

「サステナブランシェ本行徳」外観。既存企業社宅を改修し、建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現している

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。