不動産ニュース / 開発・分譲

2024/3/22

兵庫・尼崎の物流施設が着工/日本GLP

「GLP ALFALINK 尼崎北棟」外観完成イメージ

 日本GLP(株)は21日、先進的物流施設「GLP ALFALINK 尼崎北棟」(兵庫県尼崎市)を着工した。

 「大阪」駅まで直線距離で9kmに位置。阪神高速5号湾岸線と3号神戸線「尼崎西」ICまで約300mに立地。

 大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 尼崎」(総延床面積約35万平方メートル)内に建設予定の2棟目施設。1棟目の「GLP ALFALINK 尼崎南棟」と合わせて関西最大級の先進的物流施設となる。
 敷地面積約5万5,000平方メートル。地上4階建てのボックス型施設。延床面積約11万2,500平方メートル。

 1階は両面バースを備え、最新テクノロジーを活用した庫内作業にも対応できるよう、天井高を標準よりも高い仕様とした。全館に空調設備を設置し庫内環境を整えるほか、従業員の交流が生まれるように、カフェテリアやコミュニケーションスペースを設置する。施設北側には遊歩道を整備し、「GLP ALFALINK 尼崎」全周の遊歩道と一体的な計画とし、周辺環境に配慮する。
 敷地北西部の共用エリアには、地域の人々も利用可能なレストラン、多目的スペース、子育て支援施設機能などの入った共用棟、フットサルなどを楽しめるマルチコートを設置する。

 共用棟部には災害時に避難場所としての機能を担う広場を整備。また、自家消費型の太陽光設備を設置し、再生可能エネルギーの活用を推進。低炭素コンクリートの使用によるCO2排出量削減の取り組みも実施し、CASBEE認証、ZEB認証を取得する予定。

 大手企業の専用施設として稼働する。竣工は2025年10月の予定。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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