パナソニック ホームズ(株)は、注文住宅商品「フォルティナ セレクトプレミアム」を5日に発売する。
住宅一次取得者層をメインターゲットとした新商品。これまでの実績やコストパフォーマンスを分析し、基本となる外観のシルエットや間取りを設定し、これにさまざまな要素を追加していくことで、個性ある住宅づくりを可能にする「セミオーダー方式」を提案している。建物外観は寄棟屋根の総2階を基本形状として、1階部分や屋根上バルコニーといった要素を追加し、多彩なシルエットをつくっていく。また、重厚な印象を持つタイル外壁に対して、ブラックのサッシや格子を用いて水平・垂直ラインを強調することも可能となる。
キッチンについては、パナソニック(株)の最高ランク製品など、好みに合わせて選択することができるほか、フロントオープン型の食洗器を標準仕様として採用した。このほかにも、高性能フィルタ付きの全館空調「エアロハス」や、太陽光発電システム、V2Hシステムなども提案している。
同社のベストセラー構法である「大型パネル構造」を躯体として、外壁には光触媒タイル壁を採用してメンテナンス費用を低減する。さらに、地震による建て替え・補修を補償する「地震あんしん保証」を付帯する。
参考価格は、延床面積127.87平方メートル、ハイグレード断熱を施したモデルプランで3.3平方メートル当たり100万円台から。初年度は600棟の販売を見込む。