不動産ニュース / 開発・分譲

2024/4/9

堺市でBTS型物流施設を開発/プロロジス

「プロロジスパーク堺」完成予想パース

 プロロジスは9日、BTS型物流施設「プロロジスパーク堺」(堺市東区)の開発を決定したと発表。同社が開発する物流施設としては、関西地方で28棟目となる。

 計画敷地面積は約1万7,400平方メートル。阪神高速道路「堺IC」から約6km、阪和自動車道「松原IC」から約5kmに立地する。大阪市内へは約30分、近畿各府県までは約1時間で到達でき、大阪港と関西国際空港からのアクセスも良好。

 建物は、地上4階建てを予定しており、計画延床面積は約3万7,000平方メートル。冷凍冷蔵倉庫や製造業への対応としての床荷重の増強や天井クレーンの設置、外構部の有効利用など、入居企業の要望に合わせて柔軟に対応する計画。倉庫内には、通常のLED照明と比較して電力使用量を半減できる高天井用センサー付きスマートLED照明の採用や、施設屋根面への太陽光発電設備の設置なども検討する。

 またBCPの一環として、緊急地震速報システムや、災害無線機「ハザードトーク」の導入も計画している。

 4月から入居企業の募集を開始し、着工は2025年、竣工は27年を予定している。

この記事の用語

BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。