不動産ニュース / その他

2024/4/11

三井不、脱炭素特化のVCファンドへ新たな出資

 三井不動産(株)は11日、脱炭素に特化した国内外のベンチャーキャピタル(以下、「VC」)が組成する3ファンドへLP出資したと発表した。

 同社のベンチャー共創事業部(31VENTURES)では、2015年の設立以来、総額435億円のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを運用しており、24年3月までに約60社のスタートアップ(うち約3割が海外)へ出資を実行。また、グローバル規模でのスタートアップ発掘のため、欧米やイスラエル、アジアのVCが組成するファンドを中心に、40本超のLP出資を行なってきた。

 今回の出資は、脱炭素分野の戦略的LP出資の第2弾。出資を決定したファンドを組成するVCは、「Breakthrough Energy」(米国)、「Just Climate」(英国)、「ONE Innovators」(日本)。

 同社は、第1弾を含めた脱炭素分野への出資(計6本)を通じて、日米欧の脱炭素に関する技術革新の世界動向を網羅的に把握し、脱炭素関連のスタートアップの発掘と共創を目指す。

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スタートアップ

新たな市場やビジネスモデルを開拓・創出して、短期に成長を遂げる企業やプロジェクト。英語のstart-up。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。