不動産ニュース / IT・情報サービス

2006/8/25

デベ向けに、事務一元管理システム開発/レックアイ

 (株)レックアイ(東京都豊島区、代表取締役:鈴木徳之氏)は25日、同社の開発した住宅販売用の「販売契約統合管理の標準化システム」について、記者発表会を開催した。

 同社は、不動産ディベロッパー向けに、業務支援システムの設計や事務改善コンサルティングをはじめ、物件ホームページの制作や、インターネット営業支援サービスなどを展開。
 マンション管理会社向けには、事務の効率化や、原価・人件費を削減などの経営コンサルティングを行なっている。

 今回開発したのは、マンション・戸建住宅販売用の販売契約統合管理標準化システム「ReCM(レックエム)」。同社では、同システムを導入することで、住宅の契約時から購入者への鍵の引渡しまでの進捗管理が一元化できるとともに、大幅な効率化、コストダウンが図れるとしている。
 主なシステム機能は、購入申込み処理、契約確定処理、営業入金処理、保証証書発行管理、住宅ローン進捗管理など。
 各種帳票の出力ができ、市販の主要会計パッケージソフトとの連動も可能。
 また、販売契約管理事務を改善するコンサルティングサービスもオプションで提供する。

 同社代表取締役・鈴木徳之氏は「ディベロッパー向けに社内の業務整理とシステム構築サービスを提供するのは当社が初めて。レックエムを導入することで、販売契約管理業務の情報の共有化と精度の向上が図れる」と話した。
 導入価格は約1,900万円。2006年7月より受注営業を開始し、現在10社程の引き合いがあるという。今後も新生ディベロッパー向けに営業を展開していく。

 なお、同社では、住宅購入直前までの購入見込み客の営業支援管理システム「ReSFA(レスファ)」も開発、商品化している。登録見込み客を条件抽出し、メール一斉同報など販促に活用。ネット反響者とのメール送受信を一元管理し、担当者不在でも状況が把握できる。
 レックエムシステムは、レスファとのデータ連動も可能。見込み客情報からそのまま顧客情報を引き継ぎ、情報を再入力する手間も省略できる。この2つの連動により、営業情報から契約情報までの一元管理も可能となっている。

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