不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/5/23

中古マンション経年減価率が小さい路線は「東急東横線」「都営新宿線」/三井住友トラスト基礎研調査

 (株)三井住友トラスト基礎研究所は22日、「中古マンション価格の経年減価率:鉄道沿線別比較」(2013年首都圏)の調査結果を発表した。首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県)の鉄道路線ごとに、沿線で取引された中古マンション価格の経年減価率(築年が1年古くなることに対する価格の低下率)を推計。築古になってもマンション価格が下がりにくい(中古マンション需要が厚い)鉄道路線を評価したもの。

 それによると、首都圏の鉄道路線の中で沿線マンション価格の経年減価率が最も小さい鉄道路線は、シングル・コンパクトタイプでは東急東横線(東京都内の駅、12年:1位)となった。一方、ファミリータイプでは都営新宿線(東京都内の駅、同:8位)の経年減価率が最も小さかったが、上位路線間の差は僅少。近年は、東京都内の鉄道沿線が上位を占める傾向にある。

 シングル・コンパクトタイプとファミリータイプを同一路線で比較すると、シングル・コンパクトタイプのほうが平均して0.8%ほど経年減価率が大きく、需要層の築浅選好がより強いと分析している。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。