不動産ニュース / リフォーム

2015/6/19

茨城・つくばの社宅を1棟リノベ。MUJIとのコラボルームも/リビタ

既存の間取りを生かした標準タイプのコンセプトルーム(専有面積99.76平方メートル、間取りは3LDK+N)。販売価格は3
既存の間取りを生かした標準タイプのコンセプトルーム(専有面積99.76平方メートル、間取りは3LDK+N)。販売価格は3
578万円
578万円
MUJI HOUSEとのコンセプトルーム(99.76平方メートル)は間仕切りのないワンルーム設計。キッチンを中心に設置し、家具で空間を仕切る、可変性の高い空間を提案。物件価格は3
MUJI HOUSEとのコンセプトルーム(99.76平方メートル)は間仕切りのないワンルーム設計。キッチンを中心に設置し、家具で空間を仕切る、可変性の高い空間を提案。物件価格は3

 (株)リビタは19日、1棟リノベーションマンション「リアージュつくば春日」(茨城県つくば市、総戸数54戸)を報道陣に向けて公開した。

 敷地面積3,703.97平方メートル。延床面積7,056.84平方メートル。鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て。1991年築の元社宅を同社が買い取り、1棟リノベーションしたもの。共用施設として、未使用の倉庫空間を改装したDIYルーム、スタディルームなどを設置。エントランス前には元の植栽を生かしたオープンスペースを造作。デッキスペース、ガーデンキッチン、菜園スペースなどを設置した。

 住戸は、2戸1基エレベーター、内廊下設計、両面バルコニーで、専有部では、約80~120平方メートルというゆとりある空間、高い天井高・逆梁ハイサッシで間取りが優れている点などを生かした内装プランを提案。標準タイプのほか、プラスオプションで変化させる自由設計タイプを用意した。
 また、今回は(株)MUJI HOUSEとのコンセプトルームも設置。無印良品が提案する新しい住空間の考え方「MUJI INFILL 0(ムジインフィルゼロ)」(インフィル(内装・設備)をすべて取り払い、本当に必要なものだけを残して、暮らしの「0(原点)」をつくり、自由にパーツやアイテム、素材を「+(プラス)」していくという住まいの発想)をテーマに、目に見えない構造やインフラなど必要なものは整え、内装はつくり込みすぎず、居住者が“編集”できる住まいを提案。住まい手の価値観やライフステージの変化に合わせ、その時々に必要なパーツやアイテムを少しずつ足していき、自分で家に手を加えられる空間に仕上げた。

 専有面積82.21~120.87平方メートル。間取りは1R~4LDK+N。約1年前から販売を開始しており、2014年9月に共用部の工事が完了。販売済みだった専有部も2月末に工事が完了、3月末から入居開始している。現在約半数の住戸の購入者が決定しており、30歳代後半のファミリー世帯が中心。現在第2期(5戸)販売中で、販売価格は3,498万~4,320万円。

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