国土交通省は30日、9月の建築着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工戸数は7万7,872戸(前年同月比2.6%増)で7ヵ月連続の増加。分譲住宅は減少したが、持ち家および貸家が増加したことが起因した。季節調整済年率換算では90万戸(前月比3.3%減)と、再び減少に転じた。
利用関係別では持家が2万5,219戸(前年同月比2.4%増)となり、5ヵ月連続の増加。貸家も3万4,092戸(同13.3%増)と5ヵ月連続で増加した。
一方、分譲住宅は1万8,239戸(同10.1%減)と再び減少。マンションは7,724戸(同22.4%減)、一戸建住宅は1万351戸(同1.0%増)と、マンションが大幅に減少した一方で一戸建て住宅が増加した。