(一財)日本不動産研究所(JREI)は24日、2016年3月末現在の「全国木造建築費指数」の調査結果を公表した。
毎年3月末と9月末に同研究所の不動産鑑定士等が、那覇を除く全国の県庁所在地で木造建築費を調査し集計、指数化している調査で、指数は00年3月末を100としている。
16年3月末の指数は101.3(前期比0.1ポイント上昇、前年同期比0.5ポイント上昇)となり、12年9月末の調査以来、8期連続して上昇。同研究所では、「職人不足による労務費上昇も落ち着きつつあり、資材価格高騰にも一服感がみられるため、建築費上昇は微増となった」と分析する。