不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/1/26

マンション売上減も管理事業堅調で減収増益/大京17年3月期第3四半期決算

 (株)大京は26日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~12月31日)は、連結売上高2,280億9,900万円(前年同期比4.3%減)、営業利益126億3,900万円(同5.9%増)、経常利益123億900万円(同10.5%増)、当期純利益82億9,000万円(同11.0%増)と減収増益。

 不動産開発事業は、マンション販売において、竣工戸数が前年同期比で減少したことで、売上戸数は1,720戸(同335戸減)となった。その結果、売上高は650億5,900万円(同15.1%減)を計上、営業収入は719億5,300万円(同18.3%減)。営業利益は、利益率の上昇や販管費の減少で56億900万円(同6.7%増)となった。なお、マンション既契約残高は1,350戸(同402戸減)、462億7,300万円(同26.8%減)。

 一方、不動産管理事業は、管理受託収入が638億8,500万円(同0.9%増)、請負工事収入は446億9,900万円(同0.2%増)と堅調に推移。営業収入は1,150億6,400万円(同0.6%増)、営業利益は67億7,500万円(同3.7%増)となった。マンション管理受託戸数は53万425戸(同1,077戸増)。

 通期については、連結売上高3,400億円、営業利益200億円、経常利益190億円、当期純利益140億円を見込む。

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