ミサワホーム（株）は、7月1日から31日までの期間限定で量産企画工業化住宅「LIMITED25」を販売すると発表。併せて6月30日より全国52カ所で開催する商品説明会の概要についての発表も行なった。
同商品の特徴は、住宅基本性能をそのままに、営業経費削減や技術の積み重ねによるコストダウン、プラン・仕様・販売期間の限定などにより坪単価25万円台という低価格の実現。営業経費の削減については、インターネットを基本窓口にすることにより実現したパンフレット代金の削減や、説明会開催による商談期間の短縮などが挙げられる。
しかしながら品確法に基づく性能表示においては、耐震等級、劣化対策等級（耐久性）、空気環境（ホルムアルデヒド対策等）などで最高ランクを取得し、高品質をアピールする。これについて三澤千代治社長は「安くても高品質とわかってもらえるのは、品確法のおかげ」と話している。
同社では購入ターゲットとして、プラン・仕様の限定に伴い、子育てが済んだ老夫婦、新婚などの一次取得者、別荘購入希望者、借家経営を考えている層などを設定しているが、実際は20代前半から70代までと幅広い層からの反響があった。
なお同社では、同商品の販売に先がけ6月初旬より専門のホームページ（http://www.330.co.jp/LIMITED25/）を開設、6月29日現在までに約4,500件もの資料請求を受けている。また同HP上では、6月30日を皮切りに全国52カ所で開催される説明会の申込みも受け付けている。
同商品の販売目標を4,000棟と定めている同社、今後もこのような商品を企画していく予定だという。