(株)LIXIL住宅研究所は、2024年に立ち上げた工務店ネットワーク「YUIE PROJECT」を拡大する。1日、栃木県足利市の会員ビルダー・(株)スタイリッシュハウスが建設した同PJの戸建て商品「YUIE ATELIER」(ユイエ・アトリエ)のモデルハウス(群馬県桐生市)をプレス向けに公開した。
同PJは、同社が従来展開しているアイフルホーム・フィアスホーム・GLホームの3FCに次ぐ、より自由度の高いVCブランドとして立ち上げたもの。家族構成の変化に伴い、少人数世帯やシングル向けの需要に対応する必要に迫られる中で、DINKSやシングル向けの商品を会員企業に提供。地場工務店・ビルダーの顧客対応力をアップする。半年ごとに新商品をリリースしており、24年10月の「YUIE BOTANICAL」を皮切りにこれまでに4商品を発売。これまでに600件超の加盟問い合わせがあり、現在は全国で69法人が加盟している。
「ユイエ・アトリエ」は25年6月に発売した、夫婦2人もしくは少人数世帯をメインターゲットとした木造平屋建て商品。延床面積約29坪の「フラッグシップモデル」と同約21坪の「スタンダードモデル」の2種類。両モデルとも基本プランは3LDK(2LDK+アトリエ)で、顧客のニーズによって自由にアレンジできる。
今回のモデルハウスは「フラッグシップモデル」を採用。敷地は間口8間・奥行4間。外壁はガルバリウム鋼板と窯業系サイディングを組み合わせたシンプルな外観としている。玄関前ポーチをテラスとして居室部分まで延長することで、水平に長い軒を合わせて2本の水平ラインを強調した。
玄関ポーチに接してフレキシブルに使用できる個室「アトリエ」を設定。モデルではフローリングと大収納を設けて居室とした。玄関ポーチに面した大開口を設けており、隣接する勾配天井を採用したLDKの奥には個室を設置して、プライベート空間も確保している。
「ユイエ・アトリエ」フラッグシップモデルの販売価格は坪100万円前後、グロスで2,500万~3,000万円を想定。スタイリッシュハウスでは、同PJに参加して以降集客が増加し、これまでに複数の受注実績を得ている。
LIXIL住研によると、現在「ユイエ」シリーズのモデルハウスは全国に3棟で、今回が「ユイエ・アトリエ」初のモデル。今後、さらに5棟のモデルハウス建築が決定済み。「全国の会員からのモデルハウス建築の引き合いは強い」(LIXIL住宅研究所事業開発部YUIE推進室室長:川口智子氏)と、さらなるモデルハウス増強など、同PJの拡大に期待しているという。
|
|
|