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東京建物、「平成13年12月期中間決算短信」を発表

 東京建物(株)は22日、「平成13年12月期 中間決算短信」を発表した。

 当期連結業績(対象24社)の売上高は524億4,200万円、営業利益は71億2,800万円、経常利益は38億2,200万円、当期純利益は24億2,700万円となった。次期連結業績の予想については、2月15日の決算発表時に公表した数値が同日付けで上方修正され、売上高は1,050億円、経常利益は64億円、当期純利益は38億円となった。
 単体での売上高は424億9,200万円(前年同月比▲27.2%)、営業利益は56億5,500万円(同▲6.1%)、経常利益は26億1,600万円(同8.9%増)、当期純利益は18億400万円(同45.2%増)となった。次期単独業績予想については、連結と同様に修正があり、売上高は860億円、経常利益は44億円、当期純利益は27億円となった。

 また同社は、固定資産である「アルカイースト」(東京都墨田区)および「東京建物本町ビル」(大阪市中央区)、販売用不動産の「新麹町ビル」(東京都千代田区)の3棟を不動産信託し、10月をめどに、交付を受けた信託受益権を同社と大成建設(株)、朝日生命保険相互会社、安田生命保険相互会社の4社で共同組成を予定している不動産投資ファンドへ譲渡することを、同日行なわれた取締役会において決議したと併せて発表した。
 譲渡価格はそれぞれ、「アルカイースト」が58億8,000万円、「東京建物本町ビル」が41億5,000万円、「新麹町ビル」が16億7,000万円となり、いずれも帳簿価格を上回った。


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