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国土交通省、建築着工統計調査報告(平成13年7月分)を発表

 国土交通省は31日、平成13年7月分の全建築物の着工床面積と新設住宅着工戸数を発表した。

これによると、建築物の着工床面積は16,854千平方メートルで前年同月比▲2.4%。
 建築主別に前年同月比をみると、国は67.1%増、市区町村で13.6%増となったが、都道府県は▲2.8%、会社は▲2.2%、会社でない団体は▲7.1%、個人は▲5.8%と減少をみせた。
 用途別では居住産業併用は10.6%増、農林水産業用は30.4%増、サービス業用は7.9%増、公務・文教用が12.1%の増加となったが、居住専用で▲2.1%、鉱工業用は▲18.6%、公益事業用は▲5.0%、商業用は▲16.8%、となった。
 構造別では、鉄骨鉄筋コンクリート造は30.2%増、鉄筋コンクリート造は5.7%増となったが、木造が▲5.2%、鉄骨造は▲10.2%、コンクリートブロック造は▲12.2%となった。
 
 また、新設住宅の着工戸数は103,135戸で、前年同月比1.4%増となった。持家は前年同月比▲9.5%、給与住宅は同▲8.1%と減少をみせたが、貸家で同12.8%、分譲住宅は同3.2%とともに増加となった。
 建築主別に前年同月比でみると、公共は31.5%増、民間は0.4%増となった。
 資金別に前年同月比でみると、民間資金住宅は12.7%増となったが、公的資金住宅は▲17.7%と減少した。
 資金別内訳でみると、持ち家で民間資金住宅について前年同月比10.0%増加となったが、公的資金住宅は同▲29.7%となった。貸家は、民間資金住宅は同18.3%増加したが、公的資金住宅は同▲6.4%となった。
 分譲住宅は、民間資金住宅で前年同月比8.4%増加したが、公的資金住宅は同▲5.4%と減少となり、公的資金住宅はいずれも減少となった。
 なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(
http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)
にて閲覧可能。


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